第八十八番 医王山 大窪寺

諸国へ御朱印の旅

第88番札所・医王山大窪寺の御朱印

四国八十八所霊場

第88番札所・医王山大窪寺

(御本尊)薬師如来
(御本尊の真言)おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
(御詠歌)なむやくし 諸病なかれと 願いつつ まいれる人は おおくぼの寺 
(住所)香川県さぬき市多和兼割96

元正天皇勅願寺です。
天皇の御代、当地へ来錫した行基菩薩は霊感を得、持念されました。
その後、唐より帰朝された弘法大師は奥の院で求聞持の秘法を修せられました。
その場所は窟胎蔵ヶ峰、或は胎蔵峯寺といいます。
大師はさらに大きな窪の側に堂宇を建立し、自ら座像等身大の薬師如来像を刻んで本尊として安置しました。
そして、四国霊場ご開創のあいだ所持された錫杖を納めて、当寺を四国霊場88番札所と定め、結願寺と定められました。
大師が錫杖を納められたのが、本堂前の宝杖堂と伝えられています。


御朱印とは

 神社・寺院に参拝した「証」として御朱印帳に神社・寺院にて頂けます。
始まりは江戸時代ごろで、寺院の参拝したときに、信者が写経した「経文」を奉納し、
参拝の「証」としてその寺院や御本尊の名称を墨書し、「宝印」を授与されるものでした。
これを「納経・朱印」と言います。今でも「納経印」、「納経印帳」、「納経所」と呼ばれることもあります。
御朱印の魅力は、ひとつひとつ手書きされ、その神社・寺院によって書かれる内容が違います。
同じ神社・寺院で書く内容が同じでも、書く人の筆さばきの違いにより、その味わいはさまざまです。
また身近に、あなたの心のエネルギーを充足してくれる神社または寺院(あなたのパワースポット)をみつけ、朔日参りまたは月参りをしてはいかがですか。
心のよりどころとしての神社・寺院には、ご自身の節目・節目のご報告をされてはいかがですか。
その参拝の「証」でもあります。


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