第七十九番 金華山 天皇寺

諸国へ御朱印の旅

第79番札所・金華山天皇寺の御朱印

四国八十八所霊場

第79番札所・金華山天皇寺

(御本尊)十一面観世音菩薩
(御本尊の真言)おん、まか、きゃろにきゃ、そわか
(御詠歌)十らくの、浮きよの中を、たずぬべし、天皇さえも、さすらいぞある
(住所)香川県坂出市西庄町天皇1713-2

弘仁年間、この地に来錫した弘法大師は空中より霊妙の声を訊いた。
大師は早速、八十八の霊泉で得た霊木で十一面観世音菩薩、愛染明王、阿弥陀如来の三尊像を刻み、 堂宇を建立して金華山・摩尼珠院・妙成就寺と名付けて四国第79番札所と定められました。
その後、保元の乱で敗れ、讃岐の地に流され鼓ヶ岡で崩御された崇徳上皇。
その死を京の都へ奉聞するあいだ天皇の棺を安置したのがこの寺であり、そのことから寺号を天皇寺と改号しました。
ちなみに、崩御した崇徳上皇を祀ってあるには四国第81番札所・白峰寺です。


御朱印とは

 神社・寺院に参拝した「証」として御朱印帳に神社・寺院にて頂けます。
始まりは江戸時代ごろで、寺院の参拝したときに、信者が写経した「経文」を奉納し、
参拝の「証」としてその寺院や御本尊の名称を墨書し、「宝印」を授与されるものでした。
これを「納経・朱印」と言います。今でも「納経印」、「納経印帳」、「納経所」と呼ばれることもあります。
御朱印の魅力は、ひとつひとつ手書きされ、その神社・寺院によって書かれる内容が違います。
同じ神社・寺院で書く内容が同じでも、書く人の筆さばきの違いにより、その味わいはさまざまです。
また身近に、あなたの心のエネルギーを充足してくれる神社または寺院(あなたのパワースポット)をみつけ、朔日参りまたは月参りをしてはいかがですか。
心のよりどころとしての神社・寺院には、ご自身の節目・節目のご報告をされてはいかがですか。
その参拝の「証」でもあります。


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