第六十七番 小松尾山 大興寺

諸国へ御朱印の旅

第67番札所・小松尾山大興寺の御朱印

四国八十八所霊場

第67番札所・小松尾山大興寺

(御本尊)薬師如来
(御本尊の真言)おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
(御詠歌)うえおきし、小松尾寺を、ながむれば、のりのおしえの、風ぞふきぬる
(住所)香川県三豊市山本町辻4209

弘仁13年(822)嵯峨天皇の勅願を奉じた弘法大師は、当山に熊野三所権現を勧請し権現鎮守の霊場として開創し、 御本尊の薬師如来を刻んで安置したのがはじまりです。
このお寺はその昔、真言宗と天台宗の二宗派によって管理されていたといわれ、 真言二十四坊、天台二十四坊を持っていました。
その名残りとしていまも本堂の左右に真言・天台の大師堂があるという珍しいお寺です。
寺宝としては、今から約六百年ほど前、藤原経朝が奉納した「大興寺」の扁額があります、 また石段下の大樟の木は、弘法大師のお手植えだと伝えられています。


御朱印とは

 神社・寺院に参拝した「証」として御朱印帳に神社・寺院にて頂けます。
始まりは江戸時代ごろで、寺院の参拝したときに、信者が写経した「経文」を奉納し、
参拝の「証」としてその寺院や御本尊の名称を墨書し、「宝印」を授与されるものでした。
これを「納経・朱印」と言います。今でも「納経印」、「納経印帳」、「納経所」と呼ばれることもあります。
御朱印の魅力は、ひとつひとつ手書きされ、その神社・寺院によって書かれる内容が違います。
同じ神社・寺院で書く内容が同じでも、書く人の筆さばきの違いにより、その味わいはさまざまです。
また身近に、あなたの心のエネルギーを充足してくれる神社または寺院(あなたのパワースポット)をみつけ、朔日参りまたは月参りをしてはいかがですか。
心のよりどころとしての神社・寺院には、ご自身の節目・節目のご報告をされてはいかがですか。
その参拝の「証」でもあります。


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