第五十三番 須賀山 円明寺

諸国へ御朱印の旅

第53番札所・須賀山円明寺の御朱印

四国八十八所霊場

第53番札所・須賀山円明寺

(御本尊)阿弥陀如来
(御本尊の真言)おん、あみりた、ていせい、からうん
(御詠歌)らいごうの、みだのひかりの、円明寺、てりそふかげば、よなよなの月
(住所)愛媛県松山市和気町1-182

聖武天皇の勅願のお寺です。
勅を奉じて来錫した行基菩薩が三尺の立像、阿弥陀如来を刻み、それを御本尊とし安置する伽藍を和気の海岸に創建し、 海岸山・円明密寺と名付けたのがはじまりです。
しかし、その後寺域は荒れるにまかせた状態が長い年月に及びました。
再興したのは元和年間なってであり、和気の豪族須賀重久が現在地に御本尊を移転、伽藍を再興しました。
その後、京の覚深法親王の令旨により仁和寺の末寺となり、そのとき須賀山の山号を賜わり、 そして現在の正智院・円明寺となりました。


御朱印とは

 神社・寺院に参拝した「証」として御朱印帳に神社・寺院にて頂けます。
始まりは江戸時代ごろで、寺院の参拝したときに、信者が写経した「経文」を奉納し、
参拝の「証」としてその寺院や御本尊の名称を墨書し、「宝印」を授与されるものでした。
これを「納経・朱印」と言います。今でも「納経印」、「納経印帳」、「納経所」と呼ばれることもあります。
御朱印の魅力は、ひとつひとつ手書きされ、その神社・寺院によって書かれる内容が違います。
同じ神社・寺院で書く内容が同じでも、書く人の筆さばきの違いにより、その味わいはさまざまです。
また身近に、あなたの心のエネルギーを充足してくれる神社または寺院(あなたのパワースポット)をみつけ、朔日参りまたは月参りをしてはいかがですか。
心のよりどころとしての神社・寺院には、ご自身の節目・節目のご報告をされてはいかがですか。
その参拝の「証」でもあります。


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