第四十番 平城山 観自在寺

諸国へ御朱印の旅

第40番札所・平城山観自在寺の御朱印

四国八十八所霊場

第40番札所・平城山観自在寺

(御本尊)薬師如来
(御本尊の真言)おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
(御詠歌)しんがんや、じざいの春に、花さきて、うき世のがれて、すむやけだもの
(住所)愛媛県宇和郡愛南町御荘平城2253-1

平城天皇の勅願所として大同2年(807)勅を奉じて当山に来錫した弘法大師が、 一本の霊木から御本尊の薬師如来と脇立の阿弥陀如来、十一面観世音菩薩の三尊を刻んで安置し、 開基したお寺です。
開創後、当山に行幸された平城、嵯峨の両帝は一切経および大般若経を納められ御朱印と山号勅額を下賜されたのいならず毎年、 勅使を下向させて護摩供を修せられました。
ために、この地方を御荘と呼び、山号勅額にちなんでお寺のある町を平城と呼ぶようになりました。
寺宝に大師ご自作の宝判があります。
また五輪塔は平城天皇の御陵といわれています。


御朱印とは

 神社・寺院に参拝した「証」として御朱印帳に神社・寺院にて頂けます。
始まりは江戸時代ごろで、寺院の参拝したときに、信者が写経した「経文」を奉納し、
参拝の「証」としてその寺院や御本尊の名称を墨書し、「宝印」を授与されるものでした。
これを「納経・朱印」と言います。今でも「納経印」、「納経印帳」、「納経所」と呼ばれることもあります。
御朱印の魅力は、ひとつひとつ手書きされ、その神社・寺院によって書かれる内容が違います。
同じ神社・寺院で書く内容が同じでも、書く人の筆さばきの違いにより、その味わいはさまざまです。
また身近に、あなたの心のエネルギーを充足してくれる神社または寺院(あなたのパワースポット)をみつけ、朔日参りまたは月参りをしてはいかがですか。
心のよりどころとしての神社・寺院には、ご自身の節目・節目のご報告をされてはいかがですか。
その参拝の「証」でもあります。


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