第三十九番 赤亀山 延光寺

諸国へ御朱印の旅

第39番札所・赤亀山延光寺の御朱印

四国八十八所霊場

第39番札所・赤亀山延光寺

(御本尊)薬師如来
(御本尊の真言)おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
(御詠歌)なむ薬師、諸病悉除の願いこめて、詣るわが身を、助けましませ
(住所)高知県宿毛市平田町中山390

神亀元年(724)聖武天皇の勅願により行基菩薩が薬師如来を刻んで御本尊とし開創したのがはじまりです。
のちの延暦14年(795)当地へ来錫した弘法大師は、当寺の霊域を天皇に奏答し勅願所として増再建、 日光月光の両菩薩を刻んで脇侍とされました。
さらに大師は、中山郷の里人たちの飲み水に苦しんでいるのをみ、錫杖で地面を突き、清水を湧出させて里人の 苦境を救ったという故事もあります。
この水は「目洗い井戸」と呼ばれて現在も本堂の横にあります。
寺宝に梵鐘、匠勢金岡筆の笑不動の軸などがあります。


御朱印とは

 神社・寺院に参拝した「証」として御朱印帳に神社・寺院にて頂けます。
始まりは江戸時代ごろで、寺院の参拝したときに、信者が写経した「経文」を奉納し、
参拝の「証」としてその寺院や御本尊の名称を墨書し、「宝印」を授与されるものでした。
これを「納経・朱印」と言います。今でも「納経印」、「納経印帳」、「納経所」と呼ばれることもあります。
御朱印の魅力は、ひとつひとつ手書きされ、その神社・寺院によって書かれる内容が違います。
同じ神社・寺院で書く内容が同じでも、書く人の筆さばきの違いにより、その味わいはさまざまです。
また身近に、あなたの心のエネルギーを充足してくれる神社または寺院(あなたのパワースポット)をみつけ、朔日参りまたは月参りをしてはいかがですか。
心のよりどころとしての神社・寺院には、ご自身の節目・節目のご報告をされてはいかがですか。
その参拝の「証」でもあります。


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