第二十四番 室戸山 最御崎寺

諸国へ御朱印の旅

第24番札所・室戸山最御崎寺の御朱印

四国八十八所霊場

第24番札所・室戸山最御崎寺

(御本尊)虚空蔵菩薩
(御本尊の真言)のぅぼう、あきゃしゃきゃらばや、おん、ありきゃまり、ぼり、そわか
(御詠歌)明星の、出でぬる方の東寺、暗き迷いは、などかあらまじ
(住所)高知県室戸市室戸岬町4058-1

弘法大師19歳のとき室戸岬を訪れ、御蔵洞という海に面した暗い洞窟の中で「求聞持の法」を徹夜で修行されました。
そして、その徹夜が数日間に及んだとき輝いていた明星が飛来してして口の中にはいりしことにより、 この地が仏法に悉地であると感得されました。
そこで大師は「法性の、室戸といえどわれ住めば、有為のなみかぜ、たたぬ日ぞなき」と詠まれたといいます。
その後、大同2年(807)唐の国より大望を果たして帰国した大師は、嵯峨天皇の勅願を奉じて再び室戸岬を訪れ 伽藍を建立しました。
そして、虚空蔵菩薩を刻んで御本尊として安置しました。
お寺のその後は、嵯峨天皇はもとやり、歴代の皇家の尊信を得、また足利幕府も土佐の祈願所に定めたといいます。
以降も各武将の寄進が多く繁栄を重ねました。
指定を受けた国宝には薬師如来、月光菩薩、如意輪観音などがあり、境内には大師の奇跡とされている明星石、 くわず芋があります。


御朱印とは

 神社・寺院に参拝した「証」として御朱印帳に神社・寺院にて頂けます。
始まりは江戸時代ごろで、寺院の参拝したときに、信者が写経した「経文」を奉納し、
参拝の「証」としてその寺院や御本尊の名称を墨書し、「宝印」を授与されるものでした。
これを「納経・朱印」と言います。今でも「納経印」、「納経印帳」、「納経所」と呼ばれることもあります。
御朱印の魅力は、ひとつひとつ手書きされ、その神社・寺院によって書かれる内容が違います。
同じ神社・寺院で書く内容が同じでも、書く人の筆さばきの違いにより、その味わいはさまざまです。
また身近に、あなたの心のエネルギーを充足してくれる神社または寺院(あなたのパワースポット)をみつけ、朔日参りまたは月参りをしてはいかがですか。
心のよりどころとしての神社・寺院には、ご自身の節目・節目のご報告をされてはいかがですか。
その参拝の「証」でもあります。


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