第二十三番 医王山 薬王寺

諸国へ御朱印の旅

第23番札所・医王山薬王寺の御朱印

四国八十八所霊場

第23番札所・医王山薬王寺

(御本尊)厄除薬師如来
(御本尊の真言)おん、ころころ、せんだり、まとうぎ、そわか
(御詠歌)皆人の、やみぬる年の、薬王寺、るりの薬を、あたへまします
(住所)徳島県海部郡美波町奥河内寺前285-1

弘仁6年、平城天皇は弘法大師に、衆生の厄除け祈願寺を、との勅命を下しました。
諸人の厄災難を除こうと誓願をたてられて日和佐へ来錫した大師は、厄除け薬師如来像を刻んで御本尊とし、 当寺を厄除けの根本祈願寺として開山されました。
以来、嵯峨天皇、淳和天皇、後鳥羽天皇の尊信を得、また、天皇は歴代にわたり厄除け祈願の勅使を薬王寺へ 下向させています。
境内の厄坂は男厄坂42段、女厄坂33段、還暦厄坂61段あり、石段の下には薬師本願経を小石に1字ずつ書いて 一千字埋めてあって、踏むごとに厄が払われます。


御朱印とは

 神社・寺院に参拝した「証」として御朱印帳に神社・寺院にて頂けます。
始まりは江戸時代ごろで、寺院の参拝したときに、信者が写経した「経文」を奉納し、
参拝の「証」としてその寺院や御本尊の名称を墨書し、「宝印」を授与されるものでした。
これを「納経・朱印」と言います。今でも「納経印」、「納経印帳」、「納経所」と呼ばれることもあります。
御朱印の魅力は、ひとつひとつ手書きされ、その神社・寺院によって書かれる内容が違います。
同じ神社・寺院で書く内容が同じでも、書く人の筆さばきの違いにより、その味わいはさまざまです。
また身近に、あなたの心のエネルギーを充足してくれる神社または寺院(あなたのパワースポット)をみつけ、朔日参りまたは月参りをしてはいかがですか。
心のよりどころとしての神社・寺院には、ご自身の節目・節目のご報告をされてはいかがですか。
その参拝の「証」でもあります。


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