第二十二番 白水山 平等寺

諸国へ御朱印の旅

第22番札所・白水山平等寺の御朱印

四国八十八所霊場

第22番札所・白水山平等寺

(御本尊)薬師如来
(御本尊の真言)おん、ころころ、せんだり、まとうぎ、そわか
(御詠歌)平等に、へだてのなきと聞く時は、あら、たのもしき仏とぞみる
(住所)徳島県阿南市新野町秋山177

弘法大師が41歳のときこの地に来錫し、諸人の厄除けを祈願されていると、空中に瑞雲がたなびくのを感じられました。
と、そのたなびきの中に梵字が出現しました。
梵字を加持すると不思議にも、薬師如来の尊像が感応されました。
大師は供える水を求めて井戸を掘られました。
ところが、湧き出たのは乳白色の水であったが大師は頓着せず、その水で沐浴修行された後薬師如来像を刻んで御本尊とし、 堂塔を建立して安置しました。
当寺を22番札所と定めました。
白水山の山号はこの由来によるものです。
そして、平等寺という寺号は、一切衆生を平等に救済する、という意から命名されました。
この井戸の白水は万病に効く「弘法の水」として知られ、また開運の霊泉でもあります。


御朱印とは

 神社・寺院に参拝した「証」として御朱印帳に神社・寺院にて頂けます。
始まりは江戸時代ごろで、寺院の参拝したときに、信者が写経した「経文」を奉納し、
参拝の「証」としてその寺院や御本尊の名称を墨書し、「宝印」を授与されるものでした。
これを「納経・朱印」と言います。今でも「納経印」、「納経印帳」、「納経所」と呼ばれることもあります。
御朱印の魅力は、ひとつひとつ手書きされ、その神社・寺院によって書かれる内容が違います。
同じ神社・寺院で書く内容が同じでも、書く人の筆さばきの違いにより、その味わいはさまざまです。
また身近に、あなたの心のエネルギーを充足してくれる神社または寺院(あなたのパワースポット)をみつけ、朔日参りまたは月参りをしてはいかがですか。
心のよりどころとしての神社・寺院には、ご自身の節目・節目のご報告をされてはいかがですか。
その参拝の「証」でもあります。


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