第十二番 摩廬山 焼山寺

諸国へ御朱印の旅

第12番札所・摩廬山焼山寺の御朱印

四国八十八所霊場

第12番札所・摩廬山焼山寺

(御本尊)虚空蔵菩薩
(御本尊の真言)のうぼう、あきゃしゃきゃらばや、おん、ありきゃまり、ぼり、そわか
(御詠歌)のちの世を、思えば苦行焼山寺、死出や三途の、難所ありとも
(住所)徳島県名西郡神山町下分字中318

役行者小角の開基です。 開山は弘法大師であり安置している御本尊の虚空蔵菩薩座像四尺五寸をはじめ、三面大黒天、牛頭天王とも大師の作です。
巡錫中の大師は焼山寺の開山に訪れました。
そのとき、登山に及ぶにつれて悪蛇の妨害を受けました。
妖火を吐きつけられました。
そこで大師は、水の印結ぶと共に真言を唱えながら進むと、悪蛇の吐く火は衰えはじめました。
それでも悪蛇は九合目あたりの縦に割れた岩窟のこもって激しく抵抗しました。
大師は三面大黒天、牛頭天王の加護を願い、その法力によって岩窟に封じました。
そのとき大師は、虚空蔵菩薩の尊影を感得しました。
ただちに一刀三礼して刻んだのが御本尊です。
山号、寺号はこの由来によります。


御朱印とは

 神社・寺院に参拝した「証」として御朱印帳に神社・寺院にて頂けます。
始まりは江戸時代ごろで、寺院の参拝したときに、信者が写経した「経文」を奉納し、
参拝の「証」としてその寺院や御本尊の名称を墨書し、「宝印」を授与されるものでした。
これを「納経・朱印」と言います。今でも「納経印」、「納経印帳」、「納経所」と呼ばれることもあります。
御朱印の魅力は、ひとつひとつ手書きされ、その神社・寺院によって書かれる内容が違います。
同じ神社・寺院で書く内容が同じでも、書く人の筆さばきの違いにより、その味わいはさまざまです。
また身近に、あなたの心のエネルギーを充足してくれる神社または寺院(あなたのパワースポット)をみつけ、朔日参りまたは月参りをしてはいかがですか。
心のよりどころとしての神社・寺院には、ご自身の節目・節目のご報告をされてはいかがですか。
その参拝の「証」でもあります。


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