第六十五番 由霊山 三角寺

諸国へ御朱印の旅

第65番札所・由霊山三角寺の御朱印

四国八十八所霊場

第65番札所・由霊山三角寺

(御本尊)十一面世観音菩薩
(御本尊の真言)おん、まか、きゃろにきゃ、そわか
(御詠歌)おそろしや、三つのかどにも、いるならば、心をまろく、じひをねんぜよ
(住所)愛媛県四国中央市金田町三角寺甲75

天平年間、聖武天皇の勅願により行基菩薩が、弥勒菩薩の居る浄土に模して開創したお寺です。
その後の弘仁6年(815)来錫した弘法大師が御本尊の十一面世観音菩薩を刻み、 さらに三角の護摩壇を築いて二十一日間、降伏護摩秘法を修せられたのち四国霊場第65番札所と定められました。
現在、境内にある「三角の池」がそのときの遺跡であり、そしてこれが寺号となっています。
寛政7年如月27日に三角寺に詣でた俳人一茶は、
「これでこそ、登りがいあり、山桜」と詠んだ句碑があります。


御朱印とは

 神社・寺院に参拝した「証」として御朱印帳に神社・寺院にて頂けます。
始まりは江戸時代ごろで、寺院の参拝したときに、信者が写経した「経文」を奉納し、
参拝の「証」としてその寺院や御本尊の名称を墨書し、「宝印」を授与されるものでした。
これを「納経・朱印」と言います。今でも「納経印」、「納経印帳」、「納経所」と呼ばれることもあります。
御朱印の魅力は、ひとつひとつ手書きされ、その神社・寺院によって書かれる内容が違います。
同じ神社・寺院で書く内容が同じでも、書く人の筆さばきの違いにより、その味わいはさまざまです。
また身近に、あなたの心のエネルギーを充足してくれる神社または寺院(あなたのパワースポット)をみつけ、朔日参りまたは月参りをしてはいかがですか。
心のよりどころとしての神社・寺院には、ご自身の節目・節目のご報告をされてはいかがですか。
その参拝の「証」でもあります。


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