第三十四番 本尾山 種間寺

諸国へ御朱印の旅

第34番札所・本尾山種間寺の御朱印

四国八十八所霊場

第34番札所・本尾山種間寺

(御本尊)薬師如来
(御本尊の真言)おん、ころころ、せんだり、まとぅぎ、そわか
(御詠歌)世の中に、まける五穀のたねま寺、深き如来の、大悲なりけり
(住所)高知県高知市春野町秋山72

用命天皇の御代のことです。
百済の国の皇子の推挙により仏師、工匠たちがわが国を訪れ、それぞれの職務を果たしたのち、 大阪の四天王寺の落成を期に帰国の途につきました。
帰航途中、暴風雨に襲われて寄港したのが当山近くの秋山の港でした。
仏師たちは、これからの長い海上の安全を願い、四尺八寸の座像の薬師如来を刻み、秋山郷の本尾山頂に安置し、 安じて船出しました。
これがお寺のはじまりであり、その後に来錫した弘法大師が、その薬師如来を御本尊として祀りお寺を開創しました。
さらに大師は、唐の国から持ち帰っていた五穀の種を蒔かれたことにちなんで現在の寺号を付けられました。
宝物としては、御本尊の薬師如来は国宝です。


御朱印とは

 神社・寺院に参拝した「証」として御朱印帳に神社・寺院にて頂けます。
始まりは江戸時代ごろで、寺院の参拝したときに、信者が写経した「経文」を奉納し、
参拝の「証」としてその寺院や御本尊の名称を墨書し、「宝印」を授与されるものでした。
これを「納経・朱印」と言います。今でも「納経印」、「納経印帳」、「納経所」と呼ばれることもあります。
御朱印の魅力は、ひとつひとつ手書きされ、その神社・寺院によって書かれる内容が違います。
同じ神社・寺院で書く内容が同じでも、書く人の筆さばきの違いにより、その味わいはさまざまです。
また身近に、あなたの心のエネルギーを充足してくれる神社または寺院(あなたのパワースポット)をみつけ、朔日参りまたは月参りをしてはいかがですか。
心のよりどころとしての神社・寺院には、ご自身の節目・節目のご報告をされてはいかがですか。
その参拝の「証」でもあります。


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